インプラントとは、歯をむし歯や歯周病、外傷などで失った場合に、義歯が簡単には外れてこないように、骨に直接維持を求めた人工の歯（人工歯根）のことを言います。従来は歯を失った場合にはブリッジといって、なくなった歯の両隣の歯を削って、ない部分の義歯を支えたり、取り外しの義歯（入れ歯）を作っていました。ところが、ブリッジについては失った歯を支える為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなったりすることがあります。また、取り外しの入れ歯は、堅い物を咬むと痛みがあったり、咬む度に入れ歯が動いたりして、必ずしも快適な使用感が得られる訳ではありません。
インプラント治療のより確実な成功と最適なプランの為の
世界最先端の光機能化技術 （PDF:6.79MB）
当院が使用しているインプラントメーカー
- ■ リプレイスセレクトインプラント
「リプレイスインプラント」は、天然歯根の形状を再現した先細りの形状を採用しています。シンプルな外科手術が特徴であり、抜歯後の即時埋入を行うような症例や、高度な審美性が要求される前歯でのインプラント埋入に適しています。「ノーベルバイオケア社」が「ブローネマルクシステム」と同様に力を入れ、開発を続けるインプラントシステムです。補綴（手術後、インプラント本体の上に人工の歯を作ること）のバリエーションもそろっており、他のインプラントと比べ、より美しい仕上がりを期待することができます。- ■ POIインプラント
POIインプラントは、水溶液中のチタン合金に定電圧で直流電源を流し、チタンの表面に酸化皮膜をつくる「陽極酸化処理」されたものと、ハイドキシアパタイトでコーティングしたものとがあります。インプラント自体の材質は「チタン合金」で、スクリュータイプのボルトをねじ込む形で装着させます。チタン合金は純チタン同様、骨との結合性が非常に高い材質です。- ■ ノーベルアクティブ
世界で最も有名なインプラントブランドであるノーベルバイオケア。その中でも最も最高峰のインプラントを使用しています。ノーベルアクティブは即時負荷（インプラントを入れたその日に仮歯をいれることができます）にも適応していますので、歯がなくて困る期間がありません。- ■ Biconインプラント
通常のインプラント体より短く上顎洞や下顎管を回避しての施術が可能です。また、インプラント体とアパットメントの結合部での細菌侵入を防ぐバクテリアシールも備えております。1985年以来30年の歴史あるインプラントで、最新の研究ではインプラントの生存率は長さよりも太さに影響を受けるとの見解が示されています。骨が不足している患者さんにも安心して使用できるインプラントです。
当院における安心・安全のインプラント治療の流れ
当院では、安心・安全なインプラント治療を行うために、コンピューターガイデッドサージェリーシステム（iCat製Landmark Guid 。大阪大学との共同研究で開発された日本製の信頼性の高い治療用器具です。骨の移植などの侵襲の大きい手術を回避でき、また、数回に分けていた手術を一度にできるため、治療期間を大幅に短縮できます。）を採用しております。
- ① CT撮影
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- ② シュミレーションソフトによるコンピューター分析
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- ③ コンピューター分析を基にした手術用ガイドの作製
（深さ、方向、太さが分析どおりに再現可能） - ↓
- ④ ガイドを使った手術
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- ⑤ 紫外線処理として骨との結合が今までの3倍強くなったインプラントの埋入
